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【漆芸作家】吉田 真澄

略歴

1977年 埼玉県生まれ
1996年 東京藝術大学美術学部工芸科入学
1999年 安宅賞受賞
2000年 東京藝術大学美術学部工芸科漆芸専攻卒業
2002年 同大学大学院美術研究科工芸専攻漆芸領域修士課程修了後、
     デザイナーとしてファブリックメーカーに勤務(〜2008年)
2008年 東京国立博物館内漆工修理室に勤務し、漆芸文化財の修復と
     寺社調度品の制作に従事(〜2012年)
2009年 銀座に漆芸教室を設立「金継ぎ・漆芸講座」主宰(〜現在)
2017年 京王百貨店内ギャラリーで作品展開催、以降作品常設(〜現在)
2018年 台湾漆芸交流シンポジウムにて講演
2019年 台北国立故宮博物院修理室にて研修
現在、漆芸作家、また、漆芸領域修復士、そして芸術文化国際交流の場で活動。

 ヨーロッパでjapanの表記がそのまま漆器全般を指す言葉になる時代があった程に日本が世界に誇る事が出来る、古来より培われて来た美術文化である漆芸に大学在学中に魅せられ、その中でも特に蒔絵と螺鈿の技法に興味を持ちました。
 いつの時代も変わらずに人々を魅了し続ける金と銀、光の当たる角度によって表情を変え虹色に輝く貝の真珠層、漆しか持ち得ない無限の広がりを感じさせる透明感を持った艶やかな漆黒の色。
 それらの神秘的な素材の特性を活かし、歴史に裏付けられた確かな伝統技法を用い、しかしながら、現代に調和しつつさらに新しい感動を提案するデザイン性を持った工芸作品である事を願い、制作しております。

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